社債の発行
会社の資金調達の方法のひとつとして“社債”というものがあります。その社債と双璧をなすのが“新株発行“ですが、資金調達の方法としての社債の発行とはどういったものなのか、株式の発行とも比較して以下のとおり見てみたいと思います。
社債の意義
社債とは会社が一般大衆等から資金を直接吸収する直接金融による資金調達のひとつである。

新株発行との相違点は新株発行が自己資本の調達なのに対して、社債の発行で得た資金は他人資本というところです。
社債の効能
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金融機関からの借入れとの対比
社債のメリット
- 長期資金の調達
- 資金調達コストの低減(金融機関の利鞘を節約)
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株式発行との対比
社債のメリット
- 支払利息を損金に算入できる。
(⇔株式配当は税引後の利益の中から支払う)
社債のデメリット
- 記載会社の損益にかかわりなく約定利息を支払が発生する。
- 約定期に元本全額の償還が発生するため、資金繰りを逼迫する可能性がある。
- あくまで他人資本なので自己資本率を上げられない。
- 支払利息を損金に算入できる。
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社債には種々の分類基準があります。
- 普通社債と新株予約権付社債
- 普通社債 : 通常の社債
- 新株予約権付社債
社債に新株予約権を付した社債。
社債の償還を新株予約権行使の際に払込む金額とみなす(代用払込)定めをすることができ(商341条ノ3第1項)、新株予約権を行使する際には必ず代用払込にあてられる定めをする(商341条ノ3第1項8号)と旧転換社債に近いものとなります。
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担保付社債と無担保際
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記名債と無記名債
- 記名債 取得者の氏名及び住所を社債原簿に記入かつ債権にも取得者の氏名を記載しなければ、対抗力無し。
- 無記名 債動産とみなし、占有が対抗要件となる。
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現物債と登録債
- 現物債 現実に債券を発行するもの
- 登録債 社債を登録機関に登録し、債券は不発行
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内国債と外国債
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金融債と一般債